シーラシステム

Shilla system

咬合診断でお困りの先生方、
シーラシステムにて咬合測定、分析いたします。

  • バイトアップが必要、どの程度挙上すれば良いの?
  • 理想的な咬合平面を作りたいけれど?
  • フェイスボウトランスファーしたのに咬合平面が合わない、正中もずれている!
  • 無歯顎や残存歯が殆どんなく、咬合再構築が必要な場合の基礎データが欲しい!
上記の様なケースの場合を含め確実に先生方の咬合診断の一助となります。
また測定には模型に基準となる一定の条件が必要な為Impressionの前にご相談ください。

ABE'S SHILL SYSTEM

阿部晴彦先生により開発され、過去45年余りに渡り多くの歯科臨床医に実践されその理論の正しさが評価、証明され続けている。
無歯顎、有歯顎を問わず、正中矢状面を基準とした歯科臨床であり、これと直交する面を咬合器上で具現化し咬合平面を診断、設定するシステム。

シーラシステムとは?

顎位(かみ合わせの位置)を立体的に計測するシーラシステム

かみ合わせは、健康面だけでなく美容面にも深く関わっています。 お顔の左右の歪みやほうれい線、お肌のたるみなども、 かみ合わせの不具合によって起こることが多いのです。
それらの症状の改善には、かみ合わせのバランスの改善が必要不可欠です。
顎位を3次元的※に解析して、かみ合わせのバランスを正していく事で機能の改善とより美しい顔貌へと導き出すのがシーラシステムです。

※「垂直座標」「水平座標」「矢印座標」の具現化により、生体における正中矢状面に対する咬合平面を求めることができ、生体と咬合器上での咬合平面の整合性が得られます。

お問い合わせはこちら

この度弊社では、広く先生方にSHIILASYSTEMをご活用頂く為に、
初回測定半額キャンペーンを実施しております。
どうぞこの機会に SHIILA SYSTEM の有用性をお試しください。
尚、お預かりした模型で測定出来ない場合もございます。
先ずはご連絡ください。

ご利用頂いている先生方のご意見

  • 港区芝五丁目 開業10年 H.S先生

    バイトアップの必要なケースでは、何時もアバウトに補綴物が入るクリアランスを確保できる程度に挙げていました。SHIILA SYSTEMのお陰で数値化して治療出来るように成り安心して治療しています。
  • 新宿区西新宿 開業21年 A.Y先生

    近年咬合の問題を抱える患者様が多く、初診時に必ずSHIILA測定で基礎データを作成している。歯列単位、全額単位の自費治治療が増え経営的にも良くなった。
  • 港区赤坂開業18年 T.S先生

    SHIILA測定、セットアップからプロビジョナル、ファイナルまで一連の治療が迷うことなく進められる。特に残存歯が少ないケースや無歯顎の場合い、今やSHIILA SYSTEMを使わない治療は考えられない。

機材・技術

症例( Before & After )

22歳 男性 オープンバイトのケース

明らかに首が曲り、咬合平面も傾斜している。
  • 1口腔前庭溝、ハミュラーノッチ、各小帯、等の基準となる条件を満たすimpression
  • 2正中矢状面分析器、ShiilaⅠにて分析、審査
  • 3正中矢状面をABE咬合器にトランスファーしShiilaⅡ にて咬合平面の左右同高性、歯列の前後、左右的対称性を審査。
  • 4正中矢状面の分析結果の検証、ShiilaⅡに合わせてテンプレートを作成、口腔内に装着し、顔貌正中矢状軸との調和の確認、平面板が正中矢状軸と直交し、分析結果が正しいことが確認出来る。
  • 5通方フエイスボウトランスファーのマウンティングとの比較
  • 外耳道を利用するイヤーピースフェイスボウでは、左右同高性に欠け咬合器上にずれて付着される事が多い、この状態で補綴物を作成しても、患者様に調和した機能や審美性を回復することは難しい。
歯科医院名
A歯科
患者名
TS様
測定日
23年6月3日
  • 正中位置(頭蓋骨の中心線と歯の位置関係)
    ほぼ正常(写真A)
  • 上顎咬合平面
    6」3mm低位1」6mm低位、右上がり平面を呈している。右側の低位で有り、左の挺出ではない。(写真B)
  • 下顎前歯部平均18mm
    13mm (平均より5mm短い)(写真C)
  • 上下口腔前庭溝間 平均38mm
    35mm (平均より5mm短い)(写真C)
  • 想定拳上量
    5度 (5mm)
    拳上後の上下口腔前庭溝間距離 35mm→38mm
A
B
C
※上下口腔前庭溝間距離の規定値は38mmですが、臨床上の平均は35~38mmで有れば正常範囲です。
よって本症例はバイトアップの必要はなく右側の低位部にスプリントし左右同高の平面の構築が必要かと思われます。
歯科医院名
N歯科
患者名
M.S様
測定日
23年11月21日
  • 正中位置(頭蓋骨の中心線と歯の位置関係)
    右傾斜(写真A,B)
  • 上顎咬合平面
    右上がり傾斜。6」部2mm 3」部5.5mm(写真A,B)
  • 上顎前歯部(口腔前庭口~切縁間距離)平均22mm
    18.5mm (平均より3.5mm短い)(写真A)
  • 下顎前歯部平均18mm
    13mm (平均より5mm短い) 16mm「2(平均より2mm短い)(写真C)
  • 上下口腔前庭溝間 平均38mm
    27mm (平均より11mm短い)(写真D)
  • 想定拳上量8度(8mm)
    拳上後の上下口腔前庭溝間距離27mm→34mm(写真E,F)
A
B
C
D
E
F
※下顎両側臼歯部欠損及び残根状態の為、咬合高径がかなり下っております。
平均値まで挙上する為には10°以上となり、この状態で補綴した場合、歯冠長が非常に長くなり審美的にバランスが悪くなる事が懸念されます。
理想的バランスでの咬合平面の再構築には、8°挙上で良いと考察いたします。
8°挙上後の口腔前庭溝間距離は34mmです。
規定値は38mmで、臨床上の平均は35~38mm1mm程平均値を下まわりますが、本症例の場合これで許容範囲かと思われます。